思考のモノサシにREFRESH。成長が止まったと感じたら
みなさま、こんにちは。菊地ひかりです。
猛暑が続いていますが、みなさまいかがお過ごしですか?
人生に成功は約束されてないけど、成長は約束されているそうです。
しかし、自分はどこかで成長が止まってしまったような気がする、と疑う時もあるかもしれません。
そんな時は、時に自分のモノサシを見直してみませんか? 新しい自分と世界に出会えるように。
コミュニティが変われば、常識も倫理観も変わります
例えば、自分の持っている倫理観。
広く広く広大で、果てしないこの世界では、コミュニティが変われば常識が変わります。常識どころか倫理観もガラッと変わります。時代が下ればなおさらです。古代ローマでは「目には目を、歯には歯を」でした。貴方の基準ではそれは正しいですか?
善悪正義の判断に囚われると、自分を正当化し、良い方に持っていかなければという焦燥に駆られるかもしれません。また、一概に言えないことを一様に判断していくと苦しくなることもあるし、知らず知らずのうちに周りに対して刃になるかもしれません。もし、相手と倫理的な部分・利害が一致しなければ、自分だけが押し黙って合わせれば済む、争いが嫌いだからと我慢し続け、利他的な人生を歩みますか?
もちろん、自信を持つことも、現状を見ていくのに分析するための基準を持つことも、あるいは毎日色々なことを決めていくための基準を持つことも大切です。その基準となる刃で自分と周囲を切ってでも選択・決断することは、日々生活の中で目的に対して正当化される場合が多いでしょう。どこかで選択・決断をしないと、進んで行けないですものね。エネルギーの話で言うと、人の生活は新陳代謝し進んでいなければぬるくなって腐ってしまい、傷つけるどころか駄目になって切り捨てることになりかねません。
「人間の成長が止まるときは、謙虚さを忘れたとき」
うちの父は「人間の成長が止まるときは、謙虚さを忘れたときだ」と幼いころ私に話してきかせてくれました。その頃はよく意味が分かっていませんでしたが、今思えば、成長にとって大切なのはいつも「自分の基準なんて未完で未熟なんだし、神様だってそうかもしれない、自分が、あるいは相手が持つ絶対の基準なんてないに等しい」と納得して、判断基準や視点をリフレッシュし続けることを伝えてくれたのだと思っています。
「あえて、嫌いで馴染みにくく、分かりにくい得体のしれない怖いもの、を視点に取り入れていきましょう」と言っているわけではありません。しかし、縁があって、相対するもの・縁なく知らないもの・無価値と分類して見つめてこなかったものに触れるチャンスのあったときに、「いま目の前にあるのは、どういうことなんだろう、どうしよう」って考えてみるきっかけにして、日々の目線・基準を少しずつリフレッシュしてみてください。視野の広さ・深さに限りなんてないのですから。
易学は、人生をリフレッシュしていく「立命」の学問
余談ですが、占の中でも一般によく知られている易学とは、めくるめく動きをする「運命」の数奇な流れを謙虚に受け入れながら、「宿命」として宿らせたりします。しかし固定することなく、人生をリフレッシュ・リクリエートしていく「立命」の学問のすごいところです。
自分の「命を立てる」ごとく人生を「立命」しましょう、なんて言うと大それたことに聞こえるけど、ちょっとした気分や視点の切り替えが生きる基準のリフレッシュになり、その積み重ねが「立命」になりうると思います。ちょっと視点を切り替えて、自分は「立命」の中にいるんだ!なんてイメージしてもいいじゃないですか!
私は、皆さまが「成長」され、生き生きと生きている、そんな感覚になるようなお話を皆さまから聞いて本当にうれしいです。カウンセラーとして、そういうダイナミズムにかかわることを幸せに思い感謝しています。
行き詰まったときは、「そんなもの」が役に立ちます
イデオロギー的な遊びの中では、相対することがなければ明確な議論が難しいけど、毎日の生活の中なら、相対させるほど明確にしなくても、簡単なリフレッシュで、ぜーんぜん視点の違う決断や選択があるはずです。
そのために「正しい」とか「正義」って考えや「知識」、あるいは自分の倫理観それ自体が、大きな邪魔になることがあるって納得できたら、他人の意見をきくことや新しい分野の開拓が楽しくなり、おんなじ毎日なのに、すっごく生き生きと、ありありと、毎日のなんでもない生活が、あなたの興味に迫ってきて楽しくなるやもしれません。そんなものです、そんなもの。小難しく書いたけど、そんなものです。
行き詰ったなあと思う時には、自分にとっての「そんなもの」「どうでもいいもの」が役にたちます。そのままじゃなくて「自分のスタイル」にあてはめて新たなスタイルを創ってみてください。創るときはちょっとした摩擦もあるでしょうし、勇気もエネルギーもいるけど、時にはそれもいいではありませんか。
善悪正義は固定されたものでもなく、常に流動的で、視野を広げることでリフレッシュできるという話でした。
祈りを込めて!
菊地ひかり