「肉体があることも、忘れないでください」休暇によせて

Season 本質を見つめる智慧
「肉体があることも、忘れないでください」休暇によせて

みなさま、こんにちは。菊地ひかりです。

早いもので今年もお盆の季節が巡ってきましたが、いかがお過ごしですか?

さて今日は、10年以上前の話。休暇に寄せて。

ロンドンでの、ある浄化の仕事

私には、若いころロンドンにいて、精霊たちからの浄化の仕事を教えていただくままにさせていただいていたことがありました。ある日、依頼されたある建物を浄化しに行きました。浄化といっても、すべての場合が違うし、毎回色々あって大変だったので、ロンドンに滞在していらした友人で霊感のある方にアシストしてもらったことがありました。

日本のお屋敷や神社とは違って、絵やら彫刻やらの調度品が沢山ある大きな大きな古い建物で、一つずつ発信されてくる内容を聞くだけでも大変な量だったけど、大事なのは未来に向かって誰から見てもよりよい状態を目指すこと。何となくそれがわかってか、相手が人間でなくて結果が早いということもあり、次に次にと、暇を取ることなく進みました。やり残しがないかチェックしながら、彼女にも確認してもらいながら、途中から夢中に次々と浄化していきました。

一つずつ終わって、もういちどやり残しがないか、歪んでいないか、十分か、いろんな角度からチェックします。普通の仕事と同じ要領です。書類を提出するときに漏れダブリがないか、内容が大丈夫か、誤字脱字がないか?金額があっているか?ハンコがあるか?などいろんな角度からチェックするのと同じです。

しかし、書類の仕事と違ってお屋敷内を歩き回るだけなので、形には現れず、ちょっと天気が明るく晴れたり、軽く体感に変化があったりもするけど、外から見ると、ただ動いて止まって、としているだけなので体は特に動きません。

「肉体があることも、忘れないでください」

その日一緒にアシスタントをしてくださった方は、気が利いて配慮があり、器量もよいので多くのことを言葉にして語る前に自分から対処してくださる方で、本当に助かっていました。全部終わって、建物を出て、庭園の隅で一息つきました。

最後にまとめて自分でチェックした後、友人に「どうだろうか、大丈夫かな?」と聞きました。普段から「大丈夫です」「後ろがまだ」とか手短に控えめにおっしゃる方なのですが、「あの、肉体があることも、忘れないでください」と言ってくれました。

「肉体があることを忘れない?……忘れてる?」

その意味がパっと分からなくて、一瞬止まって、分かってはっとしました。ふと自分の体を意識すると、手足がふるふるって震えてるじゃないですか!びっくりです。衝撃的でした。よっぽど疲れたらしい…。全然気が付いていませんでした。

本や漫画を夢中で読んでいたら夜が明けた!ってことないですか?その時は、夜が明けたどころか、いつの間にか昼になっていた!ってくらいの感覚でした。

霊力(心のエネルギーのようなもの)もチェックしながらやっていたのですが、体はチェックしていませんでした。体は精神活動(奏者)をするときの、奏者に対する楽器のようなものです。ゲームをやっている人ならMPとHPみたいな感じかな。可視化できないし、本来は一体だけど、人間にもそういう尺度で当てはめて見ることのできる場合があります。

人生にクオリティを求めるからこその「休暇」

人間は、精神活動をする生き物だし、してしまう生き物です。楽しければなおさら、充実していればなおさら、たいせつな家族・仲間がいればなおさらのこと。日々、頂いた命のエネルギーを、よりよい形で還元したいと思うならなおさら、仕事に精を出し、家族サービスをして一生懸命生きていらっしゃることでしょう。最近は、気温も暑いし、頑張り屋の皆さんは、そんなこともあるかもしれません。

その日は、ジュースを飲んで、ちょっとお茶をして食べ物を食べたら、震えも落ち着き、帰りました。

クオリティもスピードも譲れない。

集中するからこそのその仕事のクオリティ!ハイスピード!

だからこそ、ちょっとした緩急が大事です。

お若い方にとっては特に…!おばあちゃんの知恵みたいなものです。

自分の体のことは分かっているようで、意識を向けなければ分からないこともあります。人間の副交感神経は、リラックスしているときに優位になって、一旦ためてきた疲れのサインを示してくれます。逆に言うと、仕事しているときや意識していないときは、体(楽器)は無理してでも私たちの精神活動(奏者)に合わせてくれているってことです。

お盆に疲れが出てきた方、普段頑張っていらっしゃるんでしょう。かゆみが出た、下痢が出た、そんな相談が多いですが、単純な「疲れ」の場合もあります。

心が回復しても体は?もちろん多くの場合、奏者と楽器が一体であるように、心と体は一体ですが、体のサインがすべて心の疲れとも限りません。

➡人生にクオリティを求めるからこその「休暇」です。お盆が行事で忙しかったら、自分で「休暇」を取ってみてくださいね。

自分の話で恐縮ですが、そんな大事なことを印象づけて、体を忘れがちな私に教えてくれた、まっすぐな彼女のまっすぐなアドバイスの思い出話です。

また、お会いできる日を楽しみにしています。

祈りを込めて。

菊地ひかり

Season

「本当の幸せは、すぐそばに。」
あなたの航海(人生)を、
より自由で鮮やかなものへ。

公式LINE登録する